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賃貸オフィス選びで重要なエントランス
エントランスは企業の顔となる
賃貸オフィスを探す場合、さまざまなポイントをおいて物件を選ぶことになります。使いやすさということも重要ですが、顔となるべきエントランスにも注目しておかなければいけません。起業する場合でも、いろいろな人が会社に訪れることがあるでしょう。その時に玄関口となるのがエントランスです。すべての印象を左右することになる場所であり、第一印象として強く感じる部分にもなってきます。自分たちが使いやすいということもありますが、それだけではないポイントを持っているのですから外すことはできません。
エントランスから、その物件の性格なども見て取れます。どこまで管理されているのか、安心して使うことができる物件なのかも感じることができるでしょう。きれいに整っているところを選ぶことができればそれだけいい物件に巡り合うことができます。
エントランスということでは、賃貸オフィスのレベルが見て取れます。雰囲気がはっきりとする部分ですので、自社にあったイメージのところを選ぶことが重要となるでしょう。あまりにイメージとかけ離れたところにすると、そのイメージ戦略としてもうまくいかなくなります。たとえば天然石を使ったエントランスだとすると、グレード感が高く重厚感があるような雰囲気から、信用を重視するような業種のイメージを与えます。グレード感をそれほど重視しないIT企業の場合はあまりイメージに合いません。玄関先から入りにくくなってしまうでしょう。こうした企業であれば、もっとクリエイティブなイメージを持つようなほうがあっているはずです。デザイン性に優れたエントランスになっていれば、雰囲気としてマッチするでしょう。逆に信用重視の企業の場合、あまりに軽く感じてしまうということも出てきます。開放感の強い物件を選べば、人の出入りが多くても不安感が少なくなるでしょう。その時に、社名板がどこにあるのかによっても感じ方が異なりますので、デザインとともに重視する必要があります。
企業としての印象を左右する清掃
清掃がしっかりしているかどうかは、賃貸オフィスとしての質を見るうえで重要です。玄関は顔となる部分ですので、企業イメージとしても大切なのは当然ですので、清掃してないような物件はイメージを下げます。快適な職場環境というだけではなく、使いやすい物件はきれいに清掃されていると考えていいでしょう。照明が切れていたりすれば、管理はあまりされていないと考えて間違いはありません。管理人室などはエントランスに近い部分にあるのですからすぐに気が付くはずです。それでも放置されているのですから、管理状態は今一つであると考えることができるでしょう。こうしたエントランスにすると訪問者も同じ感覚を受けます。そうなるとビジネスとしてもマイナスです。大規模な掃除の頻度も重要になるでしょう。ある程度おこなわれていなければ管理は今一つです。
社名板などもきれいにされていなければ管理レベルはかなり低いと考えられます。郵便受けに荷物がぎっしりと詰まったままになっているようなところは要注意といってもいいでしょう。ほとんどの物件でこうした管理になっていることはありませんが、よく注意してみるといい物件を探す手掛かりになることは間違いありません。自分たちのイメージにあっているのかどうか、清掃ひとつでも変わってくるのですから、優れた物件を探す手掛かりになるでしょう。
企業の信用も兼ねるセキュリティの問題
賃貸オフィスとしてもっとも重要な要件となってくるのがセキュリティの問題です。多くの人が訪れることになる賃貸オフィスでは、どこまで入館を制限することができるのかは重要なポイントになってきます。さまざまな人の中には好ましくない人もいるからです。そのひとつとして、事務所荒らしなどもいます。こうした人間を排除することができるかどうかも、エントランスの大事な機能となっています。
事務所荒らしに遭うということは、何も金品が失われるといった直接的な被害にとどまりません。その企業のイメージも落としてしまうということにもつながります。もしも、侵入されれば、大事な情報が流出する危険性もありますし、そうしたセキュリティしか敷くことができない企業であるという印象を与えてしまいます。非常に悪影響を与えるため、オートロックや管理人の常駐といった要件を重要視しなければいけません。警備会社が入っているのかどうかということも考えていかなければいけないでしょう。現実的なリスク以上に大きなものとなりますので、しっかりと見極めておかなければいけません。
築年数なども重要な要件ですが、それ以上に使いやすいオフィスなのかどうかを判断できるのがエントランスです。できるだけ賃料を抑えることも重要ですが、細かなポイントを押さえておくことで使いやすい物件を見つけることができるでしょう。